プラセンタとは

プラセンタ「placenta」とは、英語で「胎盤」という意味です。
胎盤は胎児の発育成長に不可欠なもので、単なる栄養成分だけでなく、細胞の分裂を適切にコントロールする成分「成長因子」(グロース・ファクター)があり、この成分は子宮内で、わずか直径0.1mm の受精卵を10ヶ月の間に平均3kg(約6兆個の細胞 ※成人になるまでには60兆個の細胞数にまで達します。)の
赤ちゃんに育てるという驚異的な働きを持っています。
胎盤には、生命の維持に必要なあらゆる物質が含まれているとされており、胎盤抽出物であるプラセンタエキスは、各種アミノ酸やビタミン・ミネラルなどを豊富に含んだ、完全栄養と呼ばれています。
プラセンタには、身体本来の自然治癒力を高め、新陳代謝を活発にする作用があります。

【人生におけるプラセンタの働き(ヒトの場合)】

人生におけるプラセンタの働き

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  • プラセンタ(胎盤)は母親から供給される栄養分を胎児に運ぶ役割をはじめ
    大きく分けて5つの役割を担っています
  • ① 呼吸する(肺としての役割)
  • ② 物質代謝を高める(肝臓の役割)
  • ③ 老廃物を排泄する(腎臓の役割)
  • ④ ホルモンを作る(脳下垂体や卵巣の役割)
  • ⑤ 免疫物質や抗体を作る(免疫機能の役割)

プラセンタに含まれる主な栄養素


胎盤に含まれる主な栄養素
胎盤に含まれる主な細胞増殖因子

アミノ酸
アミノ酸とは、タンパク質を作っている最小の成分です。
地球上のあらゆる生命、植物も動物もアミノ酸が作り出すタンパク質から出来ています。 アミノ酸は全ての生命の素なのです。私たちの細胞の一つ一つや、遺伝子情報であるDNAもアミノ酸から作られています。
私たちの身体を作っているアミノ酸は20種類。その中で体内の体内で合成出来るものが10種類、合成出来ていないものが10種類です。体内で合成出来ないアミノ酸は、食事などで補給しなければなりません。
この体内で合成出来ないアミノ酸を「必須アミノ酸」と言い、体内で合成出来るアミノ酸を「非必須アミノ酸」 と言います。 体内で合成出来ないアミノ酸が不足すると、身体にトラブルが起こってきます。

ミネラル
ミネラルは人体を構成する微量な栄養素です。人の生命活動や維持に欠かすことの出来ない元素のことを言います。生命に欠かすことの出来ないミネラルは必須ミネラル16種類です。

ビタミン
ビタミンとは、私たちが生きていくのに必要な代謝(科学反応)を助け、健康な身体を維持する上で、大切な役割をする栄養素です。

タンパク質
タンパク質は、生物の身体を作ったり、あるいは色々な化学反応を助けたりしている物質です。

ムコ多糖類
ムコ多糖類のムコは、ラテン語で生物の粘液という意味です。
昔から身体に良いと言われ、食品では山芋や納豆などがあります。
ムコ多糖類の多糖とは、沢山の糖類が組み合わさっている状態を指し、糖分やカロリーが高いという意味ではありません。 人の身体の細胞同士の間には、ムコ多糖類という吸水性に優れた成分が詰まっていて、 必要な水分はこのムコ多糖類に蓄えられています。

核酸
核酸とは、生存のための遺伝子をつかさどるDNA(デオキシボ核酸)とその情報を読み取ってタンパク質を合成するRNA(リボン核酸)を合わせて呼び、植物にも動物にも全ての細胞に含まれる有機化合物です。核酸は新陳代謝をスムーズにする成分で細胞の増殖やタンパク質の合成、細胞の活性化を促進します。

酵素
酵素は主に「消化」と「代謝」に係わる物質です。消化とは、生物が自分の栄養源となる体外の有機物を吸収するために、より低分子の状態に分解することです。簡単に言えば「食べて、胃で消化する」ことです。
では、代謝とは?生命活動の全てのことです。例えば、新陳代謝は、体の組織自体を一定期間をかけて、再生します。目を閉じるのも、息を吸うのも、排泄するのも、全て代謝酵素が働いて、初めて行われるものなのです。タンパク質・炭水化物・脂質という材料が体内に入ると、酵素という職人が、この材料を使って人間の体を作っていると考えれば酵素の役割が理解しやすいですね。

活性ペプチド
活性ペプチド(生理活性ペプチド)は、血圧の調整・骨を作り出す手助け・免疫力の調整・抗酸化能力向上・ミネラル吸収などの働きに活躍します。生命を維持するために、形を変えて身体の色々なところで働く生理活性ペプチドは、無くてはならない物質です。生体のバランスを保ち、予防作用をもたらします。

糖質
糖質とは、糖を主成分とする物質の総称です。糖は炭水化物とも呼ばれ、身体の栄養素の中で最も重要なものです。私たちが毎日食べるご飯やパンなど主食はデンプンは主成分で、体内で分解されるとD-グルコース(ブドウ糖)を生じます。このグルコースは物質代謝の中心的な存在で、大部分の生命体がこの化合物を栄養素として利用しています。

脂質・脂肪酸
脂質・脂肪酸とは、三大栄養素の一つである脂質、そして大部分を占めるのが脂肪酸です。一般に人体のエネルギー源となり、細胞や血管など私たちの体づくりを支える栄養素です。


プラセンタの歴史は、おそらく哺乳類が誕生した頃に始まります。プラセンタの機能をいち早くとりいれていたのは、野生動物です。 出産直後の動物は肉食動物だけでなく草食動物までもが自らの胎盤を食べてしまいます。出産で低下した体力を補うことや母乳の出を良くする事を目的とした本能的行動だと考えられています。 愛用者もクレオパトラやマリーアントアネットといった
歴史上の人物をはじめオードリー・ヘップバーン、チャップリンそしてマドンナなども
愛用者として知られています。


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